海田は岡山県下一の茶どころで、幕末には神戸から米英に「番茶」「煎茶」を輸出していた歴史もあります。

近年では機械化され、団地化された緑茶の工場３社に集約され、各戸がむしろに茶を広げ、太陽の恵みをいっぱいに受けて、煮汁を打つ往時の伝統の製法で作る人は数人にまで減りました。後継者や人手不足も加わり畑は荒廃し、景観は林野化しつつあります。

このすき間を埋めようと立ち上がった「海田天日干し番茶」プロジェクト（ＫＴＢ）による、海田の茶畑景観回復を目指して、草刈などのボランティアスタッフを募集しています。